当社ではパイプの切断から曲げ・プレス・端末加工・溶接・組み付けまでの一貫生産を行っております。
また50年以上にわたり型治具を内製化してきたことにより、独自のパイプ加工技術を多数保有しております。
01
金型・治具・設備製作
パイプ加工用の金型・溶接治具・設備・検査治具等は専任の技術スタッフにより自社で設計・製作しております。
過去の不具合実績をもとにFMEAを行い、ポカヨケやセンサーを織り込んだ最適な型治具を準備いたします。
創業60年のノウハウが詰め込まれたオリジナル型治具作りこそが当社の強みです。
02
長材切断加工
先頭工程であるパイプ長材の切断は、近隣の専用工場にて行っております。
ワーク回転式の自動切断機にて切断したパイプを、全長検査機付きの自動面取り機により両端面同時切削(内外面)することにより、安定した形状、長さでの加工が可能です。
当社には油レス切断やウルトラハイテン材のパイプ切断にも対応できるノウハウがあります。
03
パイプベンダー加工
自動車のマフラーなどに使用される金属製のパイプを機械で曲げ加工するのがパイプベンダー加工です。
当社では制御装置付きの最新鋭マシンにより高い精度と高能率化を実現しており、鉄・ステンレスではΦ6.35~Φ54、アルミではΦ110まで加工実績があります。
また、当社は3段ロール式のブーストベンダーを複数台保有しており、極小R曲げや複合R曲げにも対応できる確かな技術力があります。
Sample
- 極小R曲げ(0.9D)
- 連続曲げ
- Φ8 R8-11曲げ
- Φ48.6 R70-5曲げ
- 角パイプ曲げ
- Φ110(アルミ)
04
プレス加工
単発プレス機を用いてパイプに対する穴あけ、切断、潰し、拡管、縮管、曲げ等を行います。
例えば、通常ではドリルを使用してパイプに穴を開ける工程を、プレス加工に変更することにより加工費を大幅に削減することが可能です(加工例:Φ38.1のパイプ曲げ途中にΦ25のプレス穴加工)。
Sample
- Φ38.1の曲げ途中にΦ25穴加工
- プレス曲げ
- プレス曲げ
- プレス曲げ(丸棒)
- バーリング
- 凹まし
- カット+ピアス(アルミ角パイプ)
- 座出し
- 拡げ+スリット
- 紐出し+D成型
- フレア
- フレア(アルミ)
- Rカット
05
端末加工
パイプの端部を様々な形状に成形するのが端末加工です。油圧プレス式、回転偏芯式等の端末加工機に自社製の金型を組み合わせて拡管、縮管、バルジ、スプール、ミゾ、フレア等様々な端末形状を実現します。
Sample
- ミゾ出し(回転偏芯式)
- バルジ+スプール(回転偏芯式)
- バルジ+スプール(油圧プレス式)
- 絞り+バルジ+スプール(油圧プレス式)
- 拡げ(油圧プレス式)
- オーバル拡管(油圧プレス式)
06
溶接加工
当社では、MAG溶接、CO2溶接、MIG溶接、TIG溶接、スポット溶接を使い分けることによって様々な素材の溶接加工に対応しております。
また、長年オートバイの外観部品を手掛けていることもあり、当社の溶接は見た目の美しさも好評です。
Sample
- MAG溶接
- アルミTIG溶接
07
検査
パイプ曲げラインの検査は、検査治具にて保証をしております。
その他、お客様からの高い要求品質に応えるための専用検査装置も自社で設計・製作しており、品質もコストもお客様に満足して頂いております。